おはようございます。
先日テレビを観ていて面白い試みをしていたので紹介します。
舞台はインド。第2の都市ムンバイ。
13億人を超える人口を誇るインドでは、人も多ければ車も多く、渋滞が社会問題となっていました。
渋滞に従ってクラクションが凄まじいのです。
インドでは信じられている迷信の1つが、「クラクションを鳴らせば青信号に変わるのが早くなる」というもの。
赤信号の間にみんなが一斉にクラクションを鳴らしてます。
また、日本では車のクラクションは危ないときに使いますが、インドでは自分をアピールする為に使といいます。あいさつ、譲ってもらった時など事あるごとに
クラクション。 その騒音が120ベル これは近くで救急車が通る時の音。 WHOによると85デシベル以上のノイズに8時間以上さらされると、
高血圧、難聴、睡眠障害、認知症などを罹患する可能性が高まり、子どもの発達や妊婦にも影響するという。
ここでムンバイ警察が対策を。
信号機に音量を測る機器を取り付け、赤信号で止まる車からのクラクションが85デシベル以上を記録すると、カウントダウンしていた赤信号の待ち時間がリセットされ、90秒まで戻ってしまう仕様にした。 そしてまた90秒のカウントダウン。 そしてまた85デシベルを超えると戻るというもの。 これには最初インドの人達も戸惑っていましたが、対策を理解した
ドライバーは次第にクラクションを鳴らすのをやめたのです。 効果的中!。
少し荒療法ですが、発想が凄いですね。 それに単純、笑。