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鉄砲の玉

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これは、母が私の友達に電話で伝えていた言葉です。

 

ほとんど家にいなかった私のことを母はこう伝えていたのです。

友人「和佳子さんいらっしゃいますか?」

母「あら、居ないのよ。鉄砲の玉だから出てったら帰って来なくて」(;’∀’)

 

確かにこのころの私は、ほとんど家にいなくて、豆に連絡をいれるタイプではないのでいつ帰るかは全く分からなかったのだと思います。

 

両親を避けていたのかもしれません。

 

札幌の短大を卒業させてもらって、高校生の頃からの憧れの職業について、日本中を飛び回っていました。でもそんな夢にまでみた仕事に就けたのに、その仕事の未来が見えなくなってしまったのです。やりきり症候群のような状態で、その仕事に就く事が最終目的になっていたのでしょうね。そこからは、何がしたいわけでもなく、今でいうところのフリーターのような状態であちこちのバイトを掛け持ちしたりしてました。短大まで出てそんなことをやってるんですから、両親の心配は相当なものだったのでしょう。心配のあまり口論も絶えませんでした。だから、両親を避けるように寮のある仕事ばかり選んでいたのでしょうね。

 

 

そんなモヤモヤした気持ちで生きてきた私も30代に入った頃、ある出会いがきっかけで人生が一転しました。20代を鬼のように遊び歩いた私は、このままじゃ笑って死ねないかも・・って本気で考えたのです。そこから一念発起。狂ったように税理士の勉強を始めます。それには20代の私を知る友人たちもビックリしたことと思いますが、一番ビックリしたのは両親です。

 

 

無事に税理士となった後、両親が親戚に嬉しそうに、これで安心して死ねると言っていたと聞きました。

 

泣けましたね。ほんとうに心配かけました。そしてそれを黙って見守ってくれていた両親には感謝しかありません。

 

 

でも、もし短大を卒業して就いた仕事で、「未来」をみせてもらってたらどうなってたんでしょうね。「経営計画書」があって働くスタッフの「未来」や会社の「哲学」を教えてもらってたら・・・

 

ま、それは又別の機会にでも。

 

 

母の日に愛をこめて。