おはようございます。 今日も雨の札幌。昨日は凄い雨でしたね、お陰様で雪もだいぶとけましたね。ありがたや~。
HISが手がけるホテル「変なホテル」に宿泊されたことはありますか?。
全国に数ヶ所あるのですが私は無いのです。
フロントが無く、恐竜とタブレットがお迎えし、ルームサービス、部屋の清掃も全てロボットで自動化されています。
変なホテルが目指すのは、究極の生産性向上と収益性です。
エイチ・アイ・エスは2015年から2年間、ハウステンボスで変なホテルをパイロット営業しました。その結果は、
・開業当初…スタッフ30名で72室を運営
・2年後……7名で144室運営
なんと8倍もの生産性の向上したのです。
少子高齢化で働き手は減っていき、人手不足は将来も解消しません。 ならば、機械にできることは機械に任せたほうが、宿泊客を待たせず宿泊客のストレスも減る。 ホテルスタッフは人間しかできないことに集中できる。 一見常識外れの変なホテルは、常識に囚われずロジカルに考え抜いて生まれました。
そして、3.5星クラスの利便性が高いサービスを徹底無人化により提供し、結果として高収益を実現しているのです。
これまでのホテルの常識は、「品質が高いサービスを提供するには、人のおもてなしが必要」ということでした。 しかしこれをゼロから抜本的に見直して、ホテルを再定義しているのが「変なホテル」である。
ちなみに、「変なホテル」の「変」には「変わり続ける」という意志が込められているといいます。
「常識」とは、過去にうまくいくことが証明された成功パターンです。 一見、常識を守ることは合理的に思えますが、過去の成功パターンは、同じ方法でやっているライバルも多い。 リスクは低く見えるが、過当競争に陥る。
さらに世の中も顧客も、常に変わり続けています。 「成功パターン」と思っていた常識が、いつの間にか「失敗パターン」に変わっていることも多い。
あえて自分で常識を破り、新しい常識を創ることで、ヒット商品が生まれてくるのです。