おはようございます。
札幌もようやく10月らしい朝の寒さになりましたね。
昨日、月曜日朝7:30から初めてのお茶の稽古に参加してきました。
ほんの少しだけぴりっとする寒空の朝、なんとも言えないお茶のいい匂いとお茶室の静寂さ。
背筋もピンと伸びます。
お道具の名前も知らない私たちにむかって先生はひとつひとつ丁寧に説明していきます。
最初は、頭であれこれ考えるより見て真似て身体が自然に動くまで稽古をしなさい。そうして初めてお軸の良さ、お茶室の佇まいが分かるようになるからとのこと。
なんとも照れ臭く、じれったいその動きに最初は戸惑いもありました。でも次第にその場の空気に溶け込んでいくのがわかります。
最初の一歩は誰しも不安で、でも少しときめきもあって緊張感があります。
お仕事もそう。
始めるまでどれくらいの時間が必要か、どれくらいの難易度か全くわからりません。
集中して、見て真似て身体が自然に動くまで繰り返し繰り返し復習します。ノートを見返します。
そうして一仕事を3年位かけてようやく覚えていくのです。
焦らずに、身体が覚えるまで繰り返してください。
仕事はそんなに早く習得できるもではありません。
焦ってもいいことはありません。
うさぎと亀の童話にもあるように、こつこつこつこつ・・・・が一番の近道です。
日々の喧噪を離れてお茶に身をゆだねる時間もたまにはいいですね。