おはようございます。 今日も寒い札幌。 冬まで残りあとわずかですね。 紅葉も色づき始め、綺麗ですね。
わたしの好きなアウトドアブランドの1つ「ノースフェイス」の店員さんのお話。
ある日、男性客が来店したときの事。 男性客は目的の商品を店員さんに述べると、店員さんは売りませんでした。
店員さんは使用用途、場所を聞き、お客さまへ別の商品を説明し薦め、お客さまは薦められた商品を購入されて行かれたそうです。
「ごまかして売ってもダメ。信頼され続けなればお客さんは離れていく」
「売るための接客はしない。顧客に本当に必要な商品だけを売る」
これが店員さんのポリシー。
別なある日、来店したお客さんが「見に来ただけだよ」と言いながらパーカーやスポーツタイツなどの疑問を次々にぶつけてきました。
店員さんは 「この商品は必要ありません」 「今持っているアイテムで代用できます」。 安易に売ろうとせずに商品の知識をもとに指摘すると、「君は面白いな。気が変わったから少し待ってて」と男性客。
現金を下ろして再度来店し、140点ほどをまとめて購入した。 (ワオ、笑) 1日の売上高の半分以上で、1度の購入額では全店で過去最高だったそうです。
知らないことを知ったときの喜び、自分が期待していた以上のモノだった時の感動。 こういった時に人は動かされお金を使い、人に紹介する。 そして新たなサイクルが生まれます。
この店員さんは若い店員を連れて月に1~2回、山へ行かれるそうです。
「そこで商品の機能を実感すると来店客にスムーズに説明できるようになる」。 誰よりも商品に安心感を持っているからこそ、他人に伝えたいとの強い思いにつながる。
日々、勉強ですね。 つねにアップデートをしないと・・・・。