おはようございます。 今日も寒いですね~。
みなさんはどこのコンビニがお気に入りですか?。 セブン、ローソン、ファミマやその他のにもありますね。
店舗数では大手3社にかなわないけれども、顧客満足度では2016年度から4年連続で1位のコンビニがあります、それは「セイコーマート」です。
セコマの全店舗数は1186店(北海道1090店、関東96店)しかないのに、顧客満足度では2016年度から4年連続で1位をとるとは凄いことですよね。
そして、知らなかったのですが、セコマはコンビニの先駆けだったのです。 セブン-イレブンよりも早く1971年の8月に札幌で第1号店をオープンしていたのです。
そんなセコマ、顧客満足度4年連続で1位をとる理由があります。
2018年9月6日に起こった北海道胆振東部地震の際、高い危機管理能力に基づくあざやかな行動で評判になりましたよね。
停電のなか、スタッフは全店に配備された非常用の電源キットを用いてレジを打ち、商品を販売しました。他のコンビニが閉店しているなか、スタッフ総出でガス炊飯器で作った温かいおにぎりや惣菜を提供し、地元の人々から喝采を受けましたよね。
震災当時、セコマの店舗を営業するか、しないかは店長やスタッフの判断だったといいます。 ガス炊飯器はある、お米はある、「じゃあ、おにぎりを作ろう!」と。 この判断は大手には出来ないですよね。
コンビニはフランチャイズと思っていたのですが、セコマも以前はフランチャイズだったのですが、徐々に切り替えて、現在は80%が直営店なのです。
ちなにみセブンが1.81%、ローソンが2.37%、ファミマが2.71%とセコマの直営店比率が高いのがわかりますよね。
セコマは「おでん」販売していないのです。おでんの他にも恵方巻もありません。
セコマの社長丸谷氏はこう述べられています。
「大手がやっていることは、うちはやらない」
シンプルでかっこいい!。
道内の地方に行くと、突然セコマを見かけることがありますが、ここにも理由がありました。
道内の過疎地域ではスーパーが撤退しています。しかし、セコマはできる限り撤退しません。そのための物流システムでもある。社会インフラになっているから撤退しないそうです。
北海道のコンビニ「セイコーマート」 店舗数だけ増やすのではなく、地域生活の維持を大切した会社経営なので、道民から愛されるのでしょう。