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札幌駅16番出口より
徒歩7分アクセス良好!

かゆい所に届く。

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おはようございます。

牛丼の「吉野家」の業績が復調しています。売上高は前年同期比6.0%増の527億円、前年同期に1.7億円の赤字だった営業利益は10.4億円の黒字へ。

原因は何か。 そこにはマーケティング戦略の変革がありました。

同社では「次の施策はこれ、その次はあれ」というように、足元の状況だけを見て新商品を出してきました。だが1年先までは見据えてはいませんでした。

しかし今年度から就任しマーケティング責任者「年間スケジュール」の策定を決めます。

3月に新サイズ、5月に「ライザップ牛サラダ」、7月に「牛皿麦とろ御膳」と、きっかり2カ月ごとに新商品を打ち出してます。1年を見据え、適した時期に適した商品を発売することで、一つひとつの施策がより効果的になったようです。

この3月に新サイズを販売するとこれが大ヒット。1つは牛丼「超特盛」。ご飯の量は大盛や特盛と同量だが、具の量が大盛の2倍ある。価格は780円(税込み、以下同)と、380円の並盛の2倍以上する。

もうひとつは「小盛」。発売1カ月で、想定の2倍となる60万食を売り上げ。吉野家のマーケティング責任者は「超特盛が絶好調だが、小盛も隠れてヒットしている。日によっては超特盛より売れることもある」。

これまで、顧客が並盛を注文する際に「少なめ」と口頭で伝えた場合に、少量で提供することを実施してきた。だが、そもそもそのことを知らなかったり、混み合っているときに店員に長々と注文することをためらったりという障壁がありました。正式に小盛をメニューに掲載したことで、誰もが注文しやすくなりました。 ん~んなんてかゆいと所に手が届くのでしょう。

 

吉野家はマーケティング戦略を変革し「年間スケジュール」を策定し業績を復調しました。

「年間スケジュール」=経営計画。 1年後、3年後、5年後。目標を決め逆算して経営をしませんか?。