おはようございます。
皆さんは、ゲームセンターへは行かれますか?。 (そもそも最近はゲームセンター自体が無いですけど・・・)
そのゲームセンターにあるゲーム「太鼓の達人」、実はボツ寸前のゲームだったとご存知でしたか?。
ショッピングモールなどでも見かけることのある「太鼓の達人」。時々ゲームの周りにも人だかりが出来るほどの人気ゲーム。
ちなみに私はプレイしたことがございません。絶対にヘタと自分でわかっているからです、笑。
若手社員が考えたのですが、社内会議で評価は低く、お蔵入りしかけている企画を、なんとかできないかと常務に直談判!。 相談した常務がよかったのです。
この常務は太鼓の達人はリズムに合わせ、タイミングよく太鼓をたたくだけのゲームですが、「面白い!」と直感しました。
すぐに担当部署に試作品を制作依頼。 製品化を議論する「審議会」にかけたのですが、営業と販売から「いらない」「売れても100台」という声が出て、反対されたそうです。
しかし、若手社員はあきらめませんでした。 オリジナル曲と昔ながらの有名曲から歌謡曲をそろえる為、音楽事務所に頭を下げにも行かれたそうです。
その結果、大ヒット!。 結構前のゲームだと思うのですが、今でもありますよね。
この会社、苦い経験がありました。 「ダンスダンスレボルーション」です。
この会社にも原案があったのですが、「恥ずかしくて誰も人前で踊らない」 「ゲーム機が大きすぎる」など、あらゆる理由をつけて開発されませんでした。
しかし、「ダンレボ」も「太鼓の達人」と同じくらいヒットしましたよね。
常務がこう述べられています
「野球が趣味なのでバッターに例えますが、三振を恐れて打席に立たなければ、何も起こりません。仕事の失敗ならどんどんすべきです。元気良く暴走するぐらいが、はるかに成長スピードが速いです。」
社員が考えたアイデアを社長のイメージや固定概念だけで判断をしていると、社員のモチベーションは下がり続けます。
少し寄り添い、モッシュアップをすれば、新しい何かが見れるかもしれません。 社員のモチベーションもあがります。