おはようございます。 晴れているけどチラチラと雪が降っている札幌。 雪が光に反射して綺麗です。
広島駅にある「ビールスタンド重富」はご存知ですか。 たった2坪の小さなビールスタンド。
一杯600円の生ビールを求める1日に200~300人が訪れ、売上は開店当月1,100万円!!!。
駅構内のよくあるイートインのお店「ビールスタンド重富」。ほかに串揚げ専門店、中華や洋食デリもあり「ビールスタンド重富」の客たちがツマミを買ってビールを飲むスタイル。
「一般的に飲食店の売り上げの3割はドリンクなのに、これまでどこのフードコートでも、ドリンクは料理よりも下に見られて重要視されてこなかった。この空間はビールを料理と同じ主役に位置づけることで、新しい集客の流れを実現しているところが画期的だと思います」 とオーナーの重富さんは述べられています。
実は、広島駅の「ビールスタンド重富」は2号店。本店は別にあり、そこは行列ができ、上限が2杯と決められた店なのです。
「ビールスタンド重富」の本店は広島を代表する繁華街・流川エリアの飲食店に酒を納入する卸の酒屋ですが、2012年に夕方5時から7時まで2時間限定で生ビールを注ぎはじめました。
「おいしい生ビールが飲める」という情報が伝わるスピードは速く、マスコミの取材も殺到し、すぐに人気店となりました。
人気店になったので2時間限定ではなく通して営業すればいいと思いますが、そのように設定した理由がるのです。
「自分の店でビールスタンドをやる目的は、『うまいビールを注げばお客さまが集まる』という見本を示して、周辺の飲食店の皆さんに『うまいビールを注ぎたい』と思ってもらうこと。そうすればバブル以降の落ち込み続ける経済の中で商売を保つことができる」
たった3坪。10名で満員なので行列ができる。1時間待ち2時間待ちもざらだが、夜7時に営業終了で、飲めるのは2杯まで。そこには、「集まったお客さまに近所の店に流れて飲食を楽しんでもらいたい」という重富さんの考えがあるのです。
「生ビールは、毎日、サーバーとジョッキを丁寧に洗って、適温で提供すれば、必ずおいしくなる。おいしい生ビールを飲むと、少し幸せになりますよね。そんな少しの幸せの積み重ね、日常生活のクオリティーの向上があちこちで起こると、日本のあらゆる問題が解決すると信じています」と述べられてます。
ほんとそうです!!。 美味しいビールのお店があると幸せになりますよね。あそこのお店はビールが美味しいからまた行こう!。となります。
逆にビールがマズいお店には二度と行きません、笑。 理由はあります。
ビールが美味しくないお店はサーバーとジョッキを丁寧に洗っいないとわかっているからです。
清掃やメンテナンスを怠るとそれはお店の「味」としてお客様に伝わります。