おはようございます。
皆さんは茨城県にある「サザコーヒー」はご存知でしょうか?。
県内に10店舗、年商16億円。 卸先は約800か所。現在は東京にも進出し、地方発のコーヒー店がここまで支持を得た秘密はどこにあるのでしょうか?。
創業は1969年、コーヒー初心者のオーナーは「悩んで考えているより、世界中のいいものを知ろう」と儲かっていないのに、世界中を回ります。
82年には自家焙煎にこだわって、年商の2倍の焙煎機を購入。コロンビアに自社農園も購入しましたがいい豆が収穫できず、8年間収入ゼロ、なかなか軌道には乗りませんでした。
しかし、創業当初から地域のイベントなどでコーヒーを無料で振舞ったり、地元開催のマラソンでは毎回1000杯のコーヒーを無料配布し、着実に地元に愛されて行きます。
店内で販売しているケーキには、地元で採れた果物を使用し、本店のトイレには笠間焼の手水鉢を使用するなどしています。
地域に育てられたのだから、地域にお返ししなくてはなりません。
地域を大切に、丁寧にやって行けばお客様決して離れてませんと、述べられています。
「サザコーヒー」は安売りチェーン店ではなく、手間ひま込めて、美味しいモノを提供するお店。
1杯3000円のコーヒーもあります。
オーナーは「安くて美味しいものはない」というのが持論。(私もそう思う)
どうして高価なのかなど、手間ひまかかるストーリーを店内配っているフリーペーパーで発信。
いいものを高い値段で買っていただけるかどうか、評価はお客様が決めるもの。