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ソフトボール大の時計が1億個のロングセラー

おはようございます。 気持ちのいい朝の札幌。 やっぱり青空はいいですね。

 

「Gショック」という時計ご存知ですか?。 ゴツゴツとした感じの時計で私が20代だった頃、物凄く流行りましたね。

カップルで白いGショックをペアでしてみたり(恥ずかしながら私もしておりました、笑)、修学旅行に腕時計が必要で父親に買って貰った記憶があります。 (この時計は気に入っていて、今でも自宅にあります。 もう25年位前の時計ですが)

 

「Gショック」の開発は20代の若手社員が出した、たった1行の提案。「落としても壊れない丈夫な時計」から始まりました。

 

「落としても壊れない丈夫な時計」の企画書は通ったものの、どうすればそんな時計が作れるのかはわかりませんでした。

社屋の3階にあるトイレの窓からサンプル時計を自由落下させ、どれくらい厚みのあるゴムを貼り付けたら壊れないかを調べ始めたます。

テープでゴムを巻いた時計を落下させては1階へ。「今度こそ」。期待に胸を膨らませながら、地面に落ちた時計を拾って調べると「だめか……」。心を落ち着かせながら階段を上り、3階のトイレへと戻る。実験している間、一度もエレベーターを使わいませんでした。

1枚、また1枚と、時計の周りに衝撃を吸収するゴムを貼り付けていった。ようやく落としても壊れない状態になったと思ったとき、サンプルはソフトボールほどの大きさに膨らんでいました。

「落とすたびに、次は大丈夫だろうという期待値が膨らむ。そのワクワク感を楽しみたかったんです。だけど、壊れているのを知った後の階段を上る足取りの重さったら、なかったですよ」

「サンプルを3階から落とすと、電子部品が1つだけ壊れるという現象にぶつかりました。壊れた部品を強化すると、今度は別の部品が壊れる。まるでモグラたたきのようで、らちがあかなくなってしまったのです」

 

いっこうに解決策が見えず、開発者の伊部氏は内心、「90%ダメかもしれない」と感じたといいます。

 

月曜日の朝、実験サンプルを自宅に持ち帰り、日曜日の朝までと期限を切りました。

「土曜日の晩になったときにはこのまま眠らなければ朝がこない、とさえ思いました」

それでも、朝はやってきた。いよいよ期限の日曜日。週が明けたら会社に謝りを入れて辞表を出そうと決心し、部屋を片付けるために休日出勤をします。

「それでも諦めきれなくてですね。未練たらしく実験をしていました。社員食堂が開いていないから、お昼を食べに外出したんです。そうしたら、会社に戻りたくなくなってしまいました」(伊部氏)

 

公園のベンチに座ると、女の子がゴムボールをついて遊んでいるのが目に入った。

「自分がしている落下実験と、どこか似て見えたんでしょうね」と伊部氏。

魅入られるようにじっとボールの動きを見つめていると、ふと、中に時計の心臓部が浮かんでいるのが見えた。「その瞬間、頭の中でピカーッと光ったんです」と伊部氏は言う。

 

心臓部を宙づり状態にすれば衝撃は伝わりにくくなり、落としても壊れない。ひらめきは間もなく確信へと変わり、Gショックの構造設計が完成したのです。

初代Gショックの発売は83年4月だが、それから約10年間、国内では泣かず飛ばずの状態が続きました。先行して売れたのは米国だそうです。
日本でブレイクしたきっかけは、取締役の息子が発した「お父さん、Gショック買ってよ」のひとことでした。
当時の腕時計の主流は薄型でした。売るためには営業の販売計画に入れてもらう必要があるのですが、国内はいくら説得しても『こんなもの売れない』の一点張りでしたが、取締役の息子が発した一言で上層部もようやくGショックが若者の間で流行していることを知り、販売計画に入り大ヒットになりました。

 

 

お知らせがございます。 明日から「確定申告いっぱい働いたからゆっくりするぞ」休暇を頂きます。

ブログ更新は13日の月曜日です。