おはようございます。
皆さん「カレーうどん」お好きですか?。 私は大好きなのですがいくら注意していても汁が跳ねてしまいますよね。 あれどうしてなのでしょう?。 「よし、今日は跳ねずに食べられた」と思っていてもびっくりするところに、飛んでいて。「ああっ・・・」となりますよね、笑。
本田宗一郎さん創業の「ホンダ」。
ホンダの頭脳と言える本田技術研究所や、各地にあるホンダの工場では、誰もが真っ「白い作業服」を身につけて働いています。
研究所や製造工場では「白い作業服」は敬遠されています。 それはすぐに汚れ、汚れが目立つから。
しかし、「ホンダ」は全世界の工場でこの「白い作業服」を身にまとっています。 それは本田宗一郎さんの
こんな想いが背景にあるのです。
「お客様の乗る車が汚れていては申し訳ない。作業着が白いと汚れがすぐ分かり綺麗にしようと注意する。この白い作業着でお客様に喜んで頂ける綺麗な車を造るのだ」
そして「白い作業服」が技術者の正装だと、強いポリシーを持っておられました。
皇居での勲一等瑞宝章親授式へ出席の際、「技術者の正装とは真っ白なツナギ(作業着)だ」と言い、その服装で出席しようとした。
「天皇陛下の御前では失礼に当たります。これまで正装(燕尾服)以外で親授式に臨んだ受章者は誰1人おりません。」という説得にも耳を貸そうとせず「いなくたっていいじゃないか。俺は白の作業着を着たいんだ」と強硬に言い張ったが、さすがに周囲に止められ最終的には社員が持っていた燕尾服を着用そうです、笑。
ホンダの研究所や製作所の社食では、金曜日限定で「カレーうどん」が用意され、大いに人気を博しているそうです。
金曜日限定の理由はズバリ! 週末ならばカレーうどんの汁が白い作業着に跳ねても洗濯できて、週明けには使えることができる・・・ということです。
作業着は「汚れてもいい服」ではなく「正装」なのですね。
「正装」でお客様に喜んで頂ける綺麗な車を造る。 当たり前ですがなかなか難しいですよね。
けど、そんな思い出作られた物は、伝わりますよね。きっと。
自分の「正装」は汚れてないかな・・・。 なんだか、カレーうどん食べたくなってきました、笑。ね。