おはようございます。 雲一つない青空の札幌。
皆さんは「テプラ」はご利用になりますか?。
私たちもよく使います。ファイルに貼ったりと本当に便利な「テプラ」。 実はこの「テプラ」、社内の猛反対をありましたが当時の専務(現社長)が強引にすすめ商品化し大ヒット!。
1998年に「テプラ」を商品化したキングジム。 当時は小さな企業でした。 開発に当たっては
社内の猛反発、「ライバルの総合事務用品メーカーに勝てるとすれば、ファイル一筋で押していくことだ」会社を二分するくらいの雰囲気だったそうです。
専務が社長に相談すると「売れないと最悪で5億円ぐらい損するかもしれない。大丈夫でしょうか?」と相談しました。 当時の経常利益は10億円ほど。 社長は「それだったら会社は傾かないからやってみろ」と言ってくれました。 あっさりOKしてもらえ専務はあっけにとられたそうです、笑。
このキングジムは「10回中9回三振でもいいから、10回目でホームランを打て。シングルヒット狙いはやめろ」という会社、キングジム。
「ポメラ」を開発したのは、それまで売れない商品ばかり考えていた「ダメ社員」だったそう。
それがポメラで一躍ヒーローとなり、会社としてさらに大きくもり立てたのです。
キングジムでは毎年1月、前年1年間で最も活躍した人を営業から製造、開発まで全分野から社長賞に選び、金一封を贈ります。 ポメラはヒット商品になったので現金100万円。 みんな驚くわけです。「あのダメ社員が」と。 マスコミにも「彼が当社のヒーローです」と紹介するので、どんどん有名になりますよね。
こうやってヒーロー・ヒロインを意識的につくっていって「誰でもヒーロー・ヒロインになれるんだ」と伝えていくとこの形がすごく大事だと思います。 現場でチャレンジした人をほめてリーダーに育てる、周りもそれを見てチャレンジするのです」
社長は「ファーストペンギン」という言葉をよく使います。
最初に飛び込むのは実は空腹に耐えかねた愚か者であるとか、勇気を持って飛び込むからこそ魚を真っ先に獲れると、いわれます。 でも社員たちには「海の中にはシャチやアザラシなど、ペンギンにとって恐ろしい動物がたくさんいるけれど、恐れず真っ先に飛び込んでいこう。常に失敗を恐れず、商品開発に当たろう、新事業に挑戦しよう」と言っています。
チャレンジしないと新たな何かに出会わないですよね。 難しいですけど、常にチャレンジしなくちゃ!。