おはようございます。
先日、講師の先生を会場の温泉宿まで送迎した時のこと。
講義終了まで2時間ばかりあり、その間温泉に入って待っていようと思いフロントに。
近くで「日帰り温泉」入れるところはありますかと尋ねると、「どうぞ、只今タオルを用意いたします」と思わぬお言葉。
こちらの温泉宿は「日帰り温泉」をやっていないと確認済みだったので、びっくり。
露天風呂に入りながら「サービスって、こういったことなのかな」と考えました。
そして昔の事を思いだしました。
その昔スキー場のリフト係のアルバイトをしていたのですが、当時はリフト券は今みたいにICカードで「ピッ」とするのではなく、毎回リフト係が目視で確認をしていました。
私がリフト係をしていると、そこへ初心者らしきカップルが。 リフトに乗ることもたどたどしい感じ。 このカップルは1日券ではなく、回数券をお持ちになられていました。 回数券とはリフトを乗るたびにカウントし、数回リフトに乗るとすぐに終了するチケット。初心者向けのチケットです。
私が確認しようとすると、笑顔で「お願いします」と。そして楽しそうにしていました。
あまりに楽しそうにしていたので「どうぞ、サービスです」と言いチケットをカウントせずにリフトへ。 その後も数回来られたのですが、すべて「スルー」笑。
社員さんに見つかると怒られますね、笑。
そして翌日になんとそのカップルがリフト乗り場にお菓子を持って来られたのです。
「スノーボード、めっちゃ楽しかったです!、来年もまた来ます!」と二人楽しそうに話されていました。
サービスとは誰の為?。
お客さまが「また来たい!」と思っていただくことが、いいサービスなのかな・・・。